media掲載 BRAIN2017年1月号!「いま注目のクリエイティブチーム」 2016.12.2 | NEWS

2017年1月号の『BRAIN(発行・発売:宣伝会議)』の特別企画「いま注目のクリエイティブチーム」に見開き掲載いただきました!

2016年はクライアントや代理店担当者にとっての頼もしいパートナーとなるべく、

「さらに上のステージを目指そう!」というスローガンのもと、

積極的に組織体制強化に取り組んできました。


新体制で課題解決のために、どのようなアイデアを提案してきたのか。

ぜひ紙面をご覧ください。


以下、原文記載

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コンテンツの制作だけではなく、課題解決のための地図を描く

コンテンツの制作だけではなく、課題解決のための地図を描く

2008年の創業時、代表取締役の石井龍さん1人だけの会社だったノースショアだが、

現在、社員は約80人。


社員の増加に伴い、2016年8月にはオフィスも増床し、

外部クリエイターも仕事ができるようコワーキングスペースを増設した。


映像制作の個人プロダクションからスタートし、

クライアントのニーズに応える形でクリエイティブの総合力を築いてきたノースショア。

クライアントのさらなる声に応える形で、2016年に同社に新設されたのが

アカウントプランニングディビジョンだ。



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強みは“四位一体”

新設部署の責任者には、外資系エージェンシーでの長年の経験をもつ小泉勇城さんが就任。

「ノースショアの強みは、社内にデザイン、Web、映像の専門的なスキルを持ち、制作できる人がいること。

つまりクリエイティブの専門家として直接的なアイデア提案を行うことができます。

そこにアカウントプランニングの考え方や戦略によってクリエイティブの強化ができれば

さらに会社としての強みがアップすると感じました」と、小泉さんは話す。


現在のノースショアは、

クライアントから真の課題を聞き出し、戦略的なストーリーを構築する「アカウントプランナー」、

課題解決のアイデアを生み出す「クリエイター」、

アイデアを実現する「エンジニア」、

プロジェクトをまとめる「プロデューサー」の

“四位一体”の体制を確立している。

「重要なのは戦略を握る人とそれを実現する人、両者がいること。

課題をちゃんと把握してクリエイティブの戦略を持っていれば、

クリエイターの力を最大限活かすことができます。


4つの集団が1つのチームになって課題に取り組むスタイルは、他の制作系の会社にはあまりないと思います」(箱﨑さん)。

四位一体で課題解決に取り組んだ事例のひとつが、ある消費財の大手メーカーと組んだWeb限定ムービーの制作だ。



クライアントとともに「ワンチーム」をつくり、

「ブランドへの関与度が低く消費欲の少ないミレニアル世代に到達するコミュニケーションを実現する」という課題に対して、

どのようなアプローチや表現を取るべきかを掘り下げていった。


「今は製品の特長だけを伝えようとしても一方方向にしかならず、耳を傾けてもらえない時代です。

そこで重要なのはブランドがもつストーリーを描き、ユーザーの共感を得ること。

バズらせることが目的ではなく、共感ドリブンでの課題解決を今回の作品では実現できたと思います」(小泉さん)。



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クリエイターのこだわりよりもインサイトに響くストーリーを


メディアニュートラルかつ四位一体のチーム体制で挑むノースショアならではのメリットを、

小泉さんは次のように分析する。


「私たちは課題解決のためのストーリーを最初に考えて提案し、

それを軸にアウトプットの方法や媒体を決めていきます。

それからスキルのあるクリエイターは揃っていますが、スタークリエイターは立てておらず、

そこに依存していません。そのためクリエイター個人のこだわりよりも、

クライアントの製品をヒーローにするためのストーリーを最優先で考え、実現することができます」。


プロデューサー 橋倉アツシさんは四位一体で動くにようになり、確実に変化を感じているという。

「以前は部署ごとに分断されていた打ち合わせも一貫して行うことができるので、

全体の流れやトーン&マナーをすぐに共有することが可能になりました。

その結果、クリエイターのアイデアを短時間かつハイクオリティでアウトプットできるようになったと思います」。

2016年、四位一体の体制が整い、さまざまな結果も生まれている。

しかし、ノースショアは、ここで立ち止まることはない。

「時代のニーズに合わせて、自分達のあり方や考え方、

さらには制作方法や体制をフレキシブルに変えていくことがノースショアの強み。

時代が変われば、すぐに舵を切ります」と石井さん。

時代の波を乗り越えた数年後には、これまでとは違う「新しいノースショア」へと変化を遂げているかもしれない。

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