写真左)Consulting Manager/Planner:松永 昂也
写真右)Chief Consulting Producer:橋倉アツシ
株式会社パソナキャリアカンパニー「新卒採用(社長、新卒採用に挑んでみた。)」作品が、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2018 BRONZE他、複数のTitleを受賞しました
こんにちは!人事/広報アシスタントの高橋です。
この度、株式会社パソナキャリアカンパニー「新卒採用(社長、新卒採用に挑んでみた。)」作品が、ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2018「フィルム部門 Online Film」でBRONZE、他複数Titleを受賞しました!
関係者の皆さん、おめでとうございます!
作品に携わった皆さんにインタビュー!
―受賞おめでとうございます!受賞の感想を聞かせてください。
Chief Consulting Producer:橋倉アツシ(以下、橋倉)
賞を狙ってはいなかったので、想定外でしたね。これは新卒採用に向けての映像で、「採用」っていう狭いターゲットなんですね。
そういう狭いターゲットで、受賞も想定外ですし、再生回数がここまで話題になるっていうのも想定外でした。
この手の映像では異例の再生回数なんですよ(2019年2月現在、再生回数126万回)。
なので、これは1つ『コンテンツ力』っていうのがありますよね。
うまくターゲットを捉えた良い映像だったっていうのが、今回の受賞の勝因なんじゃないかと思いますね。
Consulting Manager/Planner:松永 昂也(以下、松永)
ぶっちゃけそこまで労力がかかっていない作品ではあるので、それがよく伸びたなっていうのが正直な感想です。
あとは橋倉さんの言ったように、賞を狙ったわけじゃないので、コンテンツ力と企画の力でのし上がっていったな、と思ってます。
―狙っていなかったということは、受賞を聞いたときは「えっ、そうなの?」という感じだったんですか?
橋倉)そうですね。賞を狙いに行く時は、完全に最初からガチガチに行くチームもあるんですよ。でも今回はその感覚ではなかったですね。
だから僕も受賞した直後の感想で「狙って行かない方が取れるんですね!」っておもわず答えちゃって(笑)。
あと、PRアワードグランプリ2018ではゴールドをいただいたんですけど、実際にPRってやってないんですよ。
というのも、PRって本来なら導線をしっかりと作り、費用もかけてっていう感じなんですけど、そういうのはほぼやらなかったんです。
だから受賞した僕らも少し戸惑っちゃいましたね。
ただ、ターゲットを絞ったメディア展開っていう背景はちゃんと捉えてました。
エージェンシーの方が採用の映像作る時に、就活生たちが一番どのメディアを見てるのかって調べたらYouTubeだったんですね。
それで実際にYouTubeを見たら、採用の面談のノウハウとかあらゆる映像があって。学生にも聞いたら、やっぱりYouTubeを見て面接の勉強するって言ってたんで「じゃあYouTubeの中に置いたらいいんじゃないか」ということになりました。
―プロジェクトの中で一番燃えたポイントや試行錯誤したポイントってどんなところですか?
橋倉)今回、プランナーとコピーライターしかいないチームだったんですよ。だからクライアントの窓口を全部僕らがやってたんですね、直で全部。
結構大変ではあったんですけど、結果的には良かったんじゃないかなって思いますね。
あとは普通だったら難しいであろう上場企業の社長に出てもらうっていうのを、企画の段階で提案して、
実際にチャレンジして、それで完成したところも今回の勝因の一つでもあるんじゃないかなと思いますね。
社長をアサインするまでが僕たちも燃えたっていうか、「おぉ!!(話が通った)」っていうのはありましたね。
松永)結構現場で、一発でドンでやりきらなきゃいけない部分が多かったので、そこに対する持って行き方というか、
どういう撮影の仕方でどういう順番でとか、どういう風に現場を回していくのかっていうのは、監督も含めて試行錯誤してやったなっていう感じですね。
橋倉)撮影場所もクライアントの施設だったんですよ。出てもらう社長も時間がない方だったので、条件と規模も含めて、制作一同も結構シュミレーションしたんじゃないかなと思いますね。
あとは、クライアントとの関係性が良かったのもありますよね、理解していただいて。
やっぱりクライアント、代理店、プロダクションが良いチームで、やっぱりその熱意が社長に伝わってできたんじゃないかと思いますね。
これ社長じゃなかったら、もう多分何にもできなかったよね?
松永)(笑)
―確かに社長っていうところがポイントですよね。
橋倉)そうなんですよ。副社長でもなく、人事部長でもなく、やっぱり社長が出るっていうのが大きいですよね。その辺もコピーライターがしっかり賞を獲った通り、発信力のところを考えて「社長じゃないと!」っていうのは頑なにやってました。
その意志の統一されたチームでできたのが、一番説得もできて良いのができたんじゃないのかなって思いますね。
―話は変わりますが、お二人が同じプロジェクトでタッグを組むっていうのは何度かあるんですか?
橋倉)そうですね。最近ちょっと少なくなってきてますけど。結構任せられるし、よくやってると思いますよ。
―同じチームで動いてみて、お互いの印象ってどうですか?
松永)色々な面できっちりとしたプロデューサーだなって思います(笑)。
(橋倉さんは)ずっと第一線でやってきて、それでうちの会社に来てってそういうのもあって、二手三手先に必要なものを読んだ動きを要求されてるなって気がしてます。
橋倉)期待が大きい分言いたいことはいっぱいあるんですけど、製作陣の中ではスキルと経験もあるので、大きい案件とかプロデュースも任せられるし、その辺の安心感はありますよね。
プランニングってところに興味持っている部分では、積極的に企画の時に自分で案を出したりとか、そこは(他と)ちょっと違う制作かなっていうのはありますね。
―最後に今後の目標を教えていただけますか?
橋倉)PRアワードの方は、最近の仕事の商流もそうだし、northshoreがワンストップでやっているっていう強みもあるので、賞を受賞できるっていうのはnorthshoreの特徴が出てるかなと思うんですよ。なので個々のクラフト力でももちろん取りたいんですが、northshoreの特徴が出ている賞なので、こういうものも引き続き取りたいですね。
あとは海外の賞ですね、目指すは。クラフト力なり何かの賞のゴールド、グランプリを目指したいなと。
松永)いずれは自分の企画でこういう賞が獲れたらいいなっていうのはあります。
あと、1個話しておいた方が良いと思うんですけど、これnorthshoreからPRを出してるんですよね。特殊なんですけど(笑)
橋倉)あれも初めてね、1回だけだよ!プロダクションからPRを出すことって、普通ないんですよ。
諸事情あって、新たな試みでnorthshoreからPR TIMESに、プロダクションとして初、northshoreが初で(笑)。
松永)結構特異なことだと思いますけどね。それもnorthshoreならではかなって思いますね。他の会社だったら、「それはできないよ」ってなると思うんですけど、northshoreの規模感だったり、社長や広報との風通しの良さやつながりの強さで、できたんじゃないのかなって思いますね。それがこの作品で1個感じたところですね。
橋倉)そうですね。やっぱり発信しないと始まらないんで、今後も必要だと思いますよ。会社のPRの仕方の一つとしてそういう手を使うのも面白いと思いますよね。
【受賞info】
■ACC TOKYO CREATIVITY AWARDS 2018 BRONZE
http://www.acc-awards.com/festival/2018fes_result/me.html
本作品の詳細は、こちらをご覧ください。
https://www.north-s.co.jp/topics/title_adawards-dentsu
<Interviewer:広報 高橋、Photographer:藤原>