ジュールAビルに移ってきて約2年。この夏、northshoreは、1フロアー増床し、new beachでの業務をスタートさせました!
増床(というと固い表現になってしまいますが)について、お話しする前に、
まずは、northshoreが設立当初から一貫して大切にしているブランドへこめた思いをお話ししたいと思います。
Our story
太平洋の真ん中に浮かぶ奇跡の島々、ハワイ諸島。
サーファーにとっての聖地であるノースショアは、気候に恵まれたオアフ島にあります。
そこはチャレンジスピリッツと癒しが同時に存在する、まさにサーファーにとっての楽園なのです。
私たちの社名、そしてオフィスデザインには、クリエイターたちにとっての楽園を創る、
という創業からの一貫した思いが込められています。
優しい潮風に吹かれているようなリラックスした環境で、寄せては返す波のようにアイデアを生み出していく。
そして、私たちの持つクリエイティビティでクライアントが抱える課題の高波に挑戦していくのです。
new beach concept
私たちは、働く場所を「オフィス」という呼び方はせず「beach」と呼ぶことも、
先に書いたようなカルチャーからきています。
今回、new beachの内装のコンペを、3社さまにお願いしました。
中には、N.Y. の最先端のデジタルエージェンシーのオフィスのような、とてもCOOLで働きやすそうなご提案もありました。
とても心が躍りましたが、やはり立ち返ったのが「そもそもオフィスという発想を捨てたところから設計とデザインをしたい」というところでした。
「どこどこっぽい内装ですね!」
「クールで尖ったオフィスですね!」
そう言われるのではなく、
やはり、働く環境でも「Only1」のブランディングポジションを作る。
そこから「No.1のクリエイティブを生み出していく!」。
採用させていただいた案は、わたしたちのそう言う思いを最大限汲み取っていただけたものでした。
こうして、都会のど真ん中に「beach」が誕生しました。
リラックスした環境からクリエイティビティが最大限発揮される設計
エントランスを入ると、最初に白い砂浜とハンモックが目に入ります。
効率を考えたら、これらは正直「無駄」なスペースと言えるかもしれません。
もっと、打ち合わせのできるデスクや椅子を並べることもできました。
ですが、仕事の効率があえて悪いスペース(遊びココロ)を作ることで、
仕事という思考から一旦離れることができ、
そこから新しいインスピレーションを思いつくことができたり、
アイデアが閃くこともあると思ったのです。
人(surfer)の気持ちを効率化するのではなく、
1%でもモチベーションを上げられるような環境にしたいという思いがありました。
少し入ると、
桟橋のあるストリートがあり、
石畳の上には芝生の公園があり、
その先に海が広がっています。
3つのゾーンを作ることで、室内にいながら、街や海を感じられる。
数メートル歩くことで、気持ちの切り替えができる。
そんな設計にしています。
シンボル
そして空間でとても目を引く、中央にある「north cafe(芝生の上のワゴン)」。
みんなでさらに次のステージを進もう!
その先にどんな景色があるのか、みんなで描こう!!
そのような思いを起こさせるようなシンボルとして設置しました。
結果、ここで打ち合わせをしたり、
surferがドリンクを片手にスナックをつまみながら、コミュニケーションをとったり、と。
自然と拠り所のような場所にもなっています。
いたるところにコミュニケーションやアイデアが生まれる仕掛けを
northshoreには、ひとくくりにsurfer(クリエイター)と言っても、
デザイナーやプロデューサー、テクニカルディレクターやエンジニアetc…
実に様々な職種の人間が溢れています。
部門間の垣根を取っ払いフラットな組織作りを目指しています。
なので、みんなが、連携し合い、
より活発なコミュニケーションが生まれやすくするため、
空間を遮るものを一切なくしています。
また、
しっかりと腰を据えて話せる打ち合わせスペース。
逆に、すっと立ち上がり、すぐにでも話しはじめられる立ちミーティグスペース。
集中ブース(ここだけは遮られています)。
目的に合わせ、様々なアイデアや自然発生的なコミュニケーションが生まれやすくなるよう、
要所要所のスペースも意識して設計をしました。
世界中から、
ここで働きたい! 最高なクリエイティブを生み出したい!
という思いを持ったsurferが集まる場所にしたい。
そんな思いを込めたnorthshore beachへ、みなさんもぜひいらしてくださいね!