「Surfer’s Interview #18」山﨑 美早紀 2021.6.3 | COLUMN

多くの社内クリエイターを取りまとめ、一方では新たな人材発掘も行う人事の仕事。
来年度は初めての新卒応募も開始されます。
今回はそんな人事業務を担当している山﨑美早紀(やまざき・みさき)さんに、コロナ禍での業務の運び方や、人事担当者として求める人材などについてお聞きしました。

【働く環境を大切にしたいから、人事という視点で関わっていく】

ーまず初めに。人事の仕事といえば採用関連がメインだと思いますが、具体的にはどんなことをされていますか。
そうですね・・・まず採用業務にも新卒採用・中途採用でそれぞれ動きが違います。
どちらも採用告知をするために、どういった媒体に出稿して募集するか、これまでの使用経歴を見て選定します。媒体が決まれば担当者とプランを練ったり、対象者に見てもらえるような文章を考えたりPRポイントを擦り合わせたり。
実際に媒体に募集が載ったら、効果反応を見ながら修正を重ねていきます。

ー媒体の選定段階から、ということは実際の募集時期以外にも業務は動く訳ですね。
はい。一年の流れはおおよそこんな感じになります。
中途採用は年間を通して行なっているので、新卒採用の時期は少し慌ただしくなります(苦笑)

ー普段はリモートでお仕事されているのですか?
いえ、私は出社が多いですね。人事の仕事はイベント(説明会や内定式など)を除いて基本的にフルリモート可能だとは思っていますし、会社としてもリモートを推奨していますが・・・私はオフィスが好きで出社しています(笑)

ー山崎さんが出社したくなる何かがオフィスにあるんですね(笑)
もともと人事職を目指そうと思ったきっかけの1つが、環境の大切さだったんです。
自分が過去に働いていた職場とカルチャーが合わず辞めてしまった経験から、「生活のために仕事をするにしても、組織と人のマッチングがうまくいかないと仕事の満足感に直結してしまう」と思うようになりました。
組織体制やカルチャーと個人のミスマッチをなくして、個人の幸せを考えられる組織が理想なんです。それを作ってみたいんです。
オフィスにいると、カルチャーを肌で感じられますしね。

ー社内の他の部門とは、どのように関わっていますか?
主に人材確保の相談を受ける際、ヒアリングします。募集部門がどんな人を望んでいるのか、採用までのフローをどうするか、新卒であれば入社後の対応を擦り合わせたりします。

【私にとって、人事職のやりがいとは】

【私にとって、人事職のやりがいとは】

ー人事職でやりがいを感じる瞬間について教えてください。
そうですね・・・特に新卒採用の一端を担って、それで入社した人たちが活躍しているのを見た時でしょうか。まだ学生という肩書きの頃からやりとりが始まるので、最終的に入社して、働いている姿を見ると感慨深くて。母性が芽生えそうです(笑)

(写真は昨年の会社説明会の様子と、本年度の新人研修の様子)

ー来年度募集する人事職ですが、どんな人が向いていると考えますか。
人事職といっても色んな業務があるので一概には言えませんが・・・共感力の高い人は、できることが多いんじゃないかな?

ー共感力。具体的にはどう人事に関わってきますか?
人の観点で組織作りをするのが人事だと思うんです。
色んな考えの人が働いている中で、一人一人の意見に耳を傾けたり、思いを馳せたりする力が必要かなと。話に向きあって「こういう所が今問題なのでは?」とか想像しながら対応していく事が大切なので。

ー人に寄り添っていけるのが人事、という事ですね。
ですね。なので人が好きである、というのもこの職業を目指す人にはマストかと思います!
人事の業務って面接などの定性的な業務が多いので、必ずしも数字で還元されるとはいえないんです。だから人が好きだとか、業務の時間に価値を見出せることが大事なのかな、と。

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人事の選任チームが社内に誕生してまだ間もないことから、現在はチーム皆で動き方を考えながら作り上げているそうです。
価値ある未来を作るため、来年度は新メンバーを迎えてさらなる活躍が楽しみです。
お話を聞かせて頂いてありがとうございました!

<Photographer:藤原>

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