「Surfer’s Interview #16」辻本 優梨 2021.4.26 | COLUMN

21年度の新入社員が入社して1年が経ちました。
コロナ禍での新人研修はどんな風にやったの? 実際の1年目の仕事内容は? どんな心境で仕事に挑んできたのか?
などなど、皆が初めての状況下でどのような1年を過ごしたのか、お聞きしてみました。
初回はデジタルユニットのWEBディレクター、辻本優梨(つじもと・ゆうり)さんです。

【コロナ禍の入社。リモート研修ってどんな風に進められたの?】

―辻本さんはデジタルユニットの所属ですが、部署別の新人研修ではどんな事をしましたか?
最初の課題は・・・完成済みのデザインデータを渡されて、それをコーディングしてWEBサイトを組む、というものでした。
だいたい1週間ちょっとで1つ作るイメージですかね。

―入社するまでに、辻本さんはコーディング等の勉強をされていたのですか?
大学の時にHTMLとCSSの基礎は学んでいました。「WEB関連の仕事をしたい」という思いがあったので、他の職種・・・例えばエンジニアになる道も検討しましたけど、案件の全体を見ることができるという点で、最終的にWEBディレクターを志望しました。
技術的にも、説明会などで「入社してからでも勉強できる」と聞いていたので安心感がありました。

―では、高度な技術は実際に入社してから勉強したんですね。
はい。基本的にリモートワークだったので、社内のチャットツールを使ってメンターの先輩に質問したりして。すぐに教えてもらえるので助かりました。

―先輩にとっても、リモートで作業を教えるのは初めてだったと思うのですが・・・教わってみてどうでしたか?
そうですね・・・。リモートだとコミュニケーションを取るのがやっぱり難しいので、こちらから質問する時も「どう聞くか」で悩みました。
対面だと口頭とジェスチャーとか使って質問できるんですけど、チャットだと質問の文章を作る所からなので、そこで時間がかかってしまって(苦笑)

―なるほど。チャット上で質問する難しさというのはありますね。誤解がないように伝えたり、聞きたいポイントをまとめたり。
でもリモートで良かった事もありました。質問するのが難しいから、逆に「自分で考えよう」という思いになって、考える事を鍛えられたっていうか。
あと私は実家なので、家族との時間がしっかりとれることも良かったです。

【入社最初の1年で行なった、具体的な業務について】

―入社してからの最初の1年のスケジュールを教えてください。
図にするとこんな感じです。入社してすぐに緊急事態宣言が出たこともあって、1年目の最初はほぼリモートでした。研修期間には、先輩が作成したサイトの表示や動作が正しいかどうかを検証する作業をしました。
図の「案件①〜③」では、資料を作成したりデザインデータの確認、検証作業をしました。
1月頃からは案件の最初(キックオフ)から参加して、クライアント様や外部スタッフとのやりとりをしていました。

―入社してすぐリモートワークになったというのは、辻本さんの年度特有の状況でしたもんね。
入社して4日後に緊急事態宣言が出たので、早い段階でリモートになりました。まだお会いしていない先輩がたくさんいて、いま振り返ってみると「まさかこんなに家にいる事になるとは・・・」という思いです(笑)

―いよいよ2年目に突入した訳ですが、今後の目標や将来やってみたい事などありますか?
仕事面では目標にしている女性の先輩がいるので、背中を追っています!
あとは色んなジャンルのサイト制作をできる機会があるので・・・いつか自分の好きな事に繋がっていけたらなと思います。

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リモート事情を中心に、1年目の経験談を聞かせていただきました。
他の職種についても引き続き入社1年目のお話を聞かせていただきます。

<Photographer:藤原>

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