「クリショア」と CM総合研究所 が業務提携
「最高の出会いを最速で実現する」をミッションに、クリエイターズプラットフォーム「クリショア」を提供するノースショア株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:石井龍)は、平成元年より月例CM好感度調査を実施するCM総合研究所(本社:東京都千代田区、代表:関根心太郎)と広告映像業界のDX化ならびに、広告活動の最適化に向け、業務提携契約を締結しました。
現在の広告映像制作業界では、テレビCMなど広告映像1本当たりの制作予算縮小化が急速に進んでいます。一方で映像制作会社は、働き方改革への対応で映像制作における一人当たりの労働時間の削減(人件費の削減)に直面しています。
これを解消するためには従来1時間掛かっていた作業を30分、15分にするなど、複雑な映像制作における作業ひとつひとつを、従来よりも短縮して行う必要があります。
例えば、企画に適した映像クリエイターの選出は多くの場合、映像制作会社のスタッフがすでに関係性のある映像クリエイターの中から選ぶ、あるいは業界紙から目視で探す方法しかありません。案件ごとに最適な映像クリエイターを探し、広告主に提案し、制作が開始するまでに多くの時間と労力を必要としていました。
また広告主は、完成した広告映像の評価が属人的であったり、他社との相対的なクリエイティブ評価・放送効果データが的確に収集できず、広告映像の課題抽出すらままならないばかりか、課題解決の相談先をリストアップすることも困難な状況です。
更に近年、テレビCMからデジタルでの広告展開が加速し、デジタル広告の品質向上が求められる中で、デジタル動画広告の相対的な評価が得られない現状も顕著となっています。
クリショアは、映像クリエイター約500人のポートフォリオとテレビCM、ウェブCM映像約5,500作品をウェブ上で視聴し発注の判断が行えることで、従来のスタッフ個々の記憶や雑誌などから探して連絡を取る、といった作業時間を大幅に短縮することができ、働き方改革で作業時間の短縮に迫られている制作現場をサポートすることが可能です。
CM総合研究所は平成元年より「月例CM好感度調査」を開始して以来、テレビCMのオンエア実態と消費者の心の変化を定点観測して数値化してきました。 同時に、本調査に基づく消費者からの相対的な評価、および長年蓄積してきた事例と知見を元にコンサルティング活動を実施し、テレビCMを中心としたマーケティング活動で広告主が抱える課題解決のサポートを行っています。
両社は広告主と映像制作現場の双方の課題を解決することを目的に、互いが保有するデータを共有することで、広告映像業界にDX化による働き方改革およびより客観性のあるデータに基づく広告活動のアップデートに努めてまいります。
引き続きクリショアを宜しくお願い申し上げます。
プレスリリース全文:https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000003.000050242.html