「Surfer’s Interview #04」羽賀 崇文 2019.6.26 | COLUMN

こんにちは!人事/広報アシスタントの高橋です!

「Surfer’s Interview」第4弾!!
この企画では、northshoreで働くSurferに仕事やパーソナルな部分をお伺いし、
northshoreではどんな人がどんな想いで働いているのか、皆さんにより深く知っていただこうと思っています!

第3弾の刈谷さんからバトンを引き継いだのは、この方!

クリエイティブプロダクションディビジョン所属、
知性と誠意を持ち合わせるnorthshoreのアイアンマン、Webディレクターの羽賀崇文さんです!

(northshoreは)向上心が高い人がいっぱいいる会社なんだろうなと思った

―羽賀さんは今、northshore歴何年目ですか?

中途で入社して、3年目ですね。
前回インタビューの刈谷くんは、10日違いの同期です(笑)。
元々、コーダーとして社会人生活がスタートして、その会社で2年目になった時に「ディレクターやってみない?」
と声をかけられて、ディレクターになりました。それから2回転職をして、northshoreに入社しました。


―ディレクター職には興味があったんですか?

自分の世界を広げたかったのと、クライアントと対面するのも良いなと思って、引き受けました。
でも最初は、ディレクターがこんなにやることがあると思わなかったです(笑)。


―northshoreに入社したきっかけはなんだったんですか?

知り合いが働いてたんですよ。
僕が最初に勤めていた会社で、僕が面談して入社してくれた人なんですけど、転職してnorthshoreにいたんです。
僕より年下なんですけど、すごく尊敬できて、その彼に誘ってもらって入社しました。


―入社の決め手となったポイントはなんですか?

その彼が、自分の足りない部分を自覚して、いろいろ吸収して、すごく成長のスピードがすごく早い人だったんですよ。
すぐに僕を追い越して行ってしまいそうなくらい(笑)。
そういう人がいる会社だから、向上心が高い人がいっぱいいる会社なんだろうなと思ったのが1つです。

2つ目は、社員を大切にする会社だなって感じたところですね。
社長の「世界で唯一のクリエイターの働く楽園をつくる。」という言葉から、
クリエイターに目を向けてくれているところがいいなって思いました。
紹介してくれた彼の姿勢とリンクするところもあったので、より想像が広がった感じですね。

―実際に入社してイメージは変わりましたか?

イメージというか、いろんな人がいるなって思いました。
映像の人たちとかに話を聞いていると、元々の文化が違ったり、考え方や視点も違うので刺激になりますね。
入社のきっかけにも通じるんですけど、ずっとWeb系の仕事をしてきて、
前職でもたまにWebと一緒にグラフィックもやりますっていう案件もあったんですけど、
northshoreは映像・Web・グラフィック、それぞれが主体でもできるし、その間の連携もあるので良かったなって思いました。


―northshoreの好きなところ・特徴を教えてください。

これもいろんな人がいるところですね。良くも悪くも偏りがないなって思います。
人は、会社の色で偏りがちになると思うんですけど、それがないなって思います。
個性豊かなクリエイターが揃ってるなと思うので、いろんな意見やアイデアが生まれる環境だと思います。


―課題だと感じていることは何ですか?

僕が入社した当時、今のnorthshore valueのような、行動指針をブレイクダウンしたようなものってなかったんですよ。
やっぱり会社としての考え方とかって全員共通で理解している必要があると思うので、
そういうものがあったらいいなと、声をあげ続けていたら出来たんですよ、僕の意見が直接的だったわけじゃないかもしれないんですけど。
うまく言語化して伝え続けなければいけないことだと思うので、これからももっと色々なことの透明度が増すといいなって思っています。

あとは、クリエイターの楽園には、土台作りが重要だと思うんですよ。
今も個性豊かですごいなって感じることは多いんですけど、土台がもっと固まるといいんじゃないかなって思います。

自分の存在価値を出すために、何ができるかを考える

―羽賀さんの人生の転機を教えてください。

いくつかあるんですけど、1つは、高校の時の部活ですね。
テニス部で、本当に365日と言っても過言ではないくらい練習があって結構厳しかったんですけど、
その部活のコーチがよく「物事には全て理由がある」って言ってたんですよ。
そうやって先生が教えてくれたこととか経験してきたことが、自分の軸として残っているので、転機というかポイントですね。

2つ目は去年です。
去年とある仕事に関わらせてもらった時に、多くの案件はこういうのを作りたい、作るって決まっていることが多かったんですけど、
その時はユーザーにインタビューしたりとか、眠っているニーズを浮き彫りにさせて、未来に目を向けていたりだとか、
少し視点が異なるものだったんですよ。
僕は実際のプレゼンには入ってないんですけど、わりと初期段階から関わっていて、より上流なところを見ることができて、
自分の視点が変わったなと思いました。
ロゴ開発の案出しだったり、コピーの開発だったり、今まであまり深く首を突っ込んでいなかった部分を経験できたのも大きかったと思います。
しっかりと「設計」や「デザイン(ビジュアルではなく)」というものに向き合うということが改めて意識づけされたと思います。
UXをしっかり学びたいなって思ったきっかけにもなりましたし、良い経験でした。


―入社後のキャリアと現在の仕事内容を教えてください。

前職では、担当者の人数とか予算とか含めて、小規模な直クライアントの案件をやってきていて、ECサイトが多かったです。
なので、northshoreに入って、代理店を挟んだ案件だったり、ナショナルクライアントの案件をやるにあたって、
特徴というか、やることや立ち回りに違いがあるのではないか、というある種の重圧を感じて、気がかりでした。
でも実際にnorthshoreで仕事をしているうちに感じたのは、やっていることや、やるべきことはあまり変わらないなってことでした。
案件の大小とか関係なく、目的に対する熱の持ち具合は変わらないと感じています。
入社前に経験していたことは、アウトプットは違えど今に活かせているような気がしています。

今の仕事内容というかやり方として、元々コーダーだったのもあって、技術的なところに首を突っ込みがち...
というか、もっと知って行きたいという気持ちがあります。
ただ、踏み入れすぎて頭がパンクしそうになるときもあるので、少し引くことも覚えてきました(笑)。


―仕事の魅力・やりがいを教えてください。

色々なクライアントから仕事をいただくんですけど、特定の業界というわけじゃないので、色々な業界のことを知れるのがいいですね。
今まで知らなかった世界を知ることができるというか。
あとはやっぱり、クライアントや代理店と同じ方向を向けているなと感じた時や、目的に対する結果が出た時ですね。

正直「ディレクター」という立ち位置は、いなくても成り立つと思っています。
クライアント、デザインをする人、エンジニアが同じ方向を向いてプロジェクトを進められるのであれば、極論いなくても良いものだと思っています。
だからこそ、自分の存在価値を出すために、何ができるかを考えるようにしています。
クライアントの一番近いところにいて、自分が手を動かさないからこそ見える視点、意見というものを大事にしたいなとは思っています。


―仕事において、今後チャレンジしたいことを教えてください。

フロントだけじゃなくて、サーバのこととかデザインのこととかをもっと広げてやっていきたいので、
いろいろなことを知っていかなければいけないなと思います。

僕は基本的に恐怖で生きてるんです、知らないことに対する恐怖心。
周りの人が成長してる中、自分だけ取り残されるのも怖いですし、
この業界は特に移り変わりが激しいので、何もしないで停滞してしまうことの遅れや差の開きがすごく怖いです。
今あることって大したことないと思っていて、いろんなことを考えたいし、自分の視野やできること、知っていることを広げていきたいです。


―どんな後輩や仲間が増えると嬉しいですか?

尊敬できる人が増えるといいなと思ってます。
年やキャリアに関係なく、自分の知らない世界や一つのことに突き抜けているような、
「ここはすごいな!」って思えるところが1つでもある人はいいなって思ってます。

知らないことに対する恐怖心で生きてる

知らないことに対する恐怖心で生きてる

―ここからは前回インタビューした刈谷さんからの質問です。まず刈谷さんの印象を教えてください。

社交的だなって思いました。物腰が柔らかくて、人の懐にスッと入ってくるのがうまい。
でも器用そうに見えて、意外と不器用だなって思います。
自分も似たところがあるんですけど、物腰が柔らかいからこそ、あんまりストレートに物が言えないというか、
そういうもどかしさを持ってそうだなと思います。


―それでは、刈谷さんからの質問その①「仕事をしていく中で一番面白いと感じた瞬間はいつですか?」

うーん・・・まだないですね。
わからない知識を得た時とか、何かしら問題があってそれを解決する方法が浮かんだ時とか、ローンチした瞬間も面白いし、
それで良い結果が出ましたって時も面白いんですけど、達成感みたいなものは感じたことがないんです。
やっているときは、100%いや、110%とか120%くらいやっているつもりなんですけど、終わってみるともっと何かできたんじゃないかとか、
不満が少なからず残るんです。そこに満足できた時にものすごい面白さがあるはず、と思っています。


―続いて、その②「お休みの日は何をされていますか?」

そうですね・・・仕事に繋がる何かをしているか、たいてい寝てます(笑)。
でも、できるだけ、何かを学ぼうとはしています。
最近はReactっていう技術的なものとDockerっていう仮想環境を作るみたいなものがあるんですけど、
それについて勉強をしたりとか、Pythonをやってみたり、Google Apps Scriptをかいてみたり、人間中心設計とかUXだったり、
インターフェースデザインの本や、あとはコピーとか、デザインについての本とかも読んでます。
あとは、Newtonって科学雑誌を今更ながらに読んだりしているので、家の中で本がめちゃくちゃ積み上がってます(笑)。
本を読むだけじゃなくて、ReactとかDockerは実際に手を動かしてるし、
社内でやった自分が入っていない案件とかのsourceを見させてもらったりして、いろんな人の良いところを学んでます。
あとは美術館とか〇〇展みたいなのに行ったり。で、他の時間は寝てます(笑)。


―その他に仕事のためのインプットとして意識していることはありますか?

電車に乗った時とかテレビのCMとか色々なクリエイティブを見て、意図を考えるようにしてます。
なんでこれはこういうクリエイティブなのか、この文字に対してこの絵はなぜこの配置なのか、とか。
作り手の方と話したわけじゃないので、正解はわからないんですけど、その理由を自分が納得できるまで考えようにしてます。

元々コーダーだったので、FIXしたあとのデザインを組むことをやっていたんですけど、
ディレクターになった時に、デザイナーが僕より先輩で、単なるダメ出しみたいなことは意味ないし素人意見なんて通用しない、
でも何か違和感を感じても言語化できない、でも自分の感じるところを伝えたいっていうのが状況が数年あって、
それをなんとかしたくて意図を考えるようになりました。

「これってこういう意図でやってると思うんですけど、クライアントの意見とかユーザーの立場からしたら、
こういう考え方やアプローチもあると思うんです」って言ったら、耳を傾けてもらえると思うし、
「それならそうじゃなくてこうなんじゃない?」って、建設的な話ができるのが楽しみでもあります。

ブームはトニー・スタークです(笑)!!

―今一番波に乗っている(ブーム)もの・ことはなんですか?

少し熱は冷めてきてしまったんですけど、Google homeとかで家を便利にすることが好きですね。
電気消してって言ったら消してくれたりとか、テレビつけてって言ったらつけてくれたりとか便利にしたくて、
色々連携させるために揃えたんですよ。
でも最近アプリの方が便利になり過ぎてて、普通に連携できてしまっているのであんまり熱が(笑)。
家の鍵とか、キッチンの換気扇とかの物理スイッチとかを連携させたいと思ってるんですけど、結構コストがかかるのでためらってますね(笑)。

僕、アイアンマンが好きなので、理想はトニー・スタークが「J.A.R.V.I.S.」にやってるみたいに色々やりたいんですよ(笑)。
なので、ブームはトニー・スタークです(笑)!!


ー次に紹介したい人を教えてください!

あんまりまだお話したことはないんですけど、明るい人だなっていう印象です。
写真の撮り方とか、視点が面白いなって思います。
面白い思考を持っている人なんだろうなって思ってます。

質問は、「アイデアを日々考えていると思いますが、良いアイデアを生み出すために心がけていることややっていること、心持ちを教えてください!」

インタビュー後記

「Surfer’s Interview」第4弾、いかがでしたか?

1つ1つの質問に真剣に言葉を選びながら答えてくださる姿が本当に素敵で、羽賀さんの誠実な人柄が伝わってきました。
羽賀さん、ありがとうございました!!

さて、第5弾は誰なのでしょうか!
先日インタビューさせていただいたのですが、ユーモアがあって言葉の選択も素敵な方なので、勉強になることばかりでした!

次回のSurfer’s Interviewもお楽しみに!


Written by 広報 高橋

<Photographer:レイチェル師匠、藤原さん>

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